(前編はコチラ↓)
【ゲイ体験談】あいつがこっちの世界を教えてくれたのに・・・(前篇)
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とはいうものの、その子とのお付き合いは楽しかった。
女の子ってかわいいし、男とはまた別の気遣いがあるし、何より俺のことを好きなんだと思うと愛しかった。
休みは、土日のどちらかはデートして、映画見に行ったり飯食いに行ったりした。
キスも、思ったより早い段階でできた。
付き合い始めて三ヶ月くらいたった頃、女の子の方から誘いが来た。
『今週の日曜、親いないんだけど、来ない?』
もちろん、遠回しなHの誘いだってすぐに分かった。当然のごとく二つ返事でOKをした。
その夜、あいつに電話でその報告をしたら、
『そっか』
と少し気のない返事が返ってきた。
少し寂しくなったけれど、そんなもんか、と思って電話を切った。
待ちに待った当日、コンビニでゴムを用意して彼女の家に向かった。
その子はいつもより露出度が高くて、俺を誘ってるのはすぐ分かった。
ガツガツして見えないよう、ひとしきり話をしてからキスして、ことを始めた。
彼女は可愛かったし、初めて入れた感じはすごくよかった。
ちゃんと最後までイケたし、彼女も満足したみたいだった。
…でも俺は、違和感を感じていた。
どうしても、あいつとした時の快感が忘れられないのだ。
あいつの口の中とか、あいつに握られた時の感覚とか、そういうのを思い出してしまう。
でも、自分がゲイだとは思ってなかったから、(女の子とするのが初めてだから緊張してたんだろ)と思うことにした。
(何回もあいつとしたから頭にインプットされてるだけだ)と。
その夜、あいつから電話が来た。
『なぁ、うまくいったのかよ?』
(なんだよ、気のないフリしてしっかり聞いてたんじゃないかよ)と思いながらも、本当のことを言うのは躊躇われ、
『まぁね』と適当に濁すと、あいつはなんとはなしに不機嫌になった。
焦りながらもどう返せばいいか分からず、気まずいまま電話を切った。
二週間くらいして、また彼女に誘われた。俺は快諾した。
今回はある程度勝手も分かっているし、俺も彼女に集中できると思ったんだ。
なのに、実際やってみたら、やっぱりだめだった。
ちゃんと男としては機能するけど、全然違うとこ見てる。
何より、あいつとやってた時は、手でしこられるだけでもあんなに早く射精するのに、女の子相手ではなかなか最後までイケないんだ。
正直、混乱したし、現実逃避もしてみた。でも、仕方ないと思った。
どうやら、俺は男じゃないと、ダメらしい。
自分の性癖を受け入れた翌日、俺は彼女を呼び出した。
『別れよう』
と言うと、当然彼女は詰め寄ってきた。
『なんで?』とも聞かれた。
彼女のことは信頼してたし、俺に真っ正面からぶつかってくれた子だから、嘘はつけなかった。だから、言った。
『ごめん、お前と付き合うまで分かんなかったけど、俺、どうやらゲイみたいなんだ』
彼女は虚をつかれたようで、しばらく何も言わなかった。やがて、口を開く。
『言っちゃっていいの?あたしにばらされるかもって思わないの?』
『正直そこまで考えてなかった。でも、お前のことは、俺、信頼してるし、嘘はつけないから』
そういうと、彼女はほんの少し泣きながら帰っていった。
一ヶ月くらい、噂になってるんじゃないかとびくびくしていたが、どうやら、彼女は何も言わなかったらしい。
数日後、家に帰ろうとすると、電話以来気まずくなっていたあいつに呼び止められた。
彼女と別れた理由のこともあり、正直顔を合わせたくなかったが、強引に肩を掴まれ、諦めた。
『お前、○○と別れたってまじ?』
『…ああ』
『なんでだよ?うまくいってたじゃん?』
『…あのさ、せめて場所移してくれない?学校じゃさすがに話しづらいんだけど』
あいつがしつこいのは分かってたから、かわすのは諦めた。
二人で近くのマックに行って、一番奥の、人のいない席に行った。
俺が自分はゲイらしい、とカミングアウトすると、あいつは唖然としていた。
当然だ、そんな俺とフェラまでしたんだから、と思い、慌てて彼女と付き合うまでは気付かなかった、と言い訳を並べると、あいつは改まった顔になった。
『俺もだよ。むしろ、俺はしんじのことしか考えられない』
今度は俺が唖然とする番だった。
聞けば、あいつは、フェラをしようと言い出した頃には既に自分の性癖に気付いていたらしい。
軽蔑されるとばかり思っていた俺は、すごく安心した。
『俺も、お前のこと好きみたいだよ』
そういうと、『今晩親がいないから』と、家に誘われた。
当然、今までのようにフェラをするのかと思ったら、ちんぽではなくアナルを舐められた。
俺も、ある程度の知識はあったから、男同士のセックスはどうやってやるのかくらい知っていた。
『絶対、痛くしないから』
そう言ってしつこくアナルを舐め続ける。
焦らないで、俺の体を考えてくれてるのがすごく嬉しかった。
汚い所を舐められてる…そう思えば思うほど、羞恥心が沸き上がり、快感になった。尻穴がふやけるんじゃないかってくらい舐められて、舌先が俺の中に入り始めた頃、ようやく指を入れられた。
『あああっ…!』
最初は、違和感と、排泄感とで寒気がした。
動かされると、ここで漏らしてしまうんじゃないかとすごく恐ろしくなるくらいだった。でも、指を動かされる内に、それが堪らなく快感になってきた。
同じ男に、指突っ込まれて気持ち良くなってる…そう思うと、恥ずかしくて気持ち良くて堪らない。
自分から腰を突き出して求めると、指を増やされた。
結局その日は指を三本まで増やされたあと、フェラでいった。
負担をかけたくないから、と、その後三回くらい慣らされたあとで、俺はあいつのちんぽを受け入れた。
痛みはほとんどなく、頭おかしくなるくらい気持ち良かった。恥ずかしながら、俺は、その一回でアナルセックスにはまってしまった。
こうして、俺達は付き合い始めた。
最初の一年くらいは、違和感もなく付き合っていた。
それこそ、「そんなことどこで覚えてきたんだよ」って程度で。
だけど、次第にあいつがけっこう変態だっていうことに気付いた。
というより、気付かざるを得なかった。
トコロテンを覚えるために、道具を使ってエンドレスで俺を犯して以来、俺の痴態を観察するのが快感になったらしかった。
縛って、尻にバイブを入れて、何時間も放置されたり、無理矢理ローター3個も入れられたり。
それだけだったら、あいつも掘ってくれるし、俺のこと見ててくれるし、まだよかった。
だんだんエスカレートして、ある日、サイトで知り合ったらしいゲイの男を2人連れて来た。
大学一年の頃だったと思う。二人ともタチだった。
なんと、その二人に俺のことを犯させたんだ。
すごく怖かったし、傷ついた。
男達が帰ってから『なんでだよ!?』って詰め寄ったら、
『しんじが犯されてるところをどうしても見たかったんだ…しんじの泣き顔が好きなんだよ』と言われた。
あいつは、俺が犯されてるのを見て本当に興奮したみたいだった。
いつもより激しく抱かれて、何度も愛してる、と言われた。
違和感は感じたけれど、彼氏のことが好きだった。だから、彼氏がそういうの好きだっていうのなら、多少は我慢しようと思った・・・
少しづつ、あいつがタチの男を呼ぶ頻度が高くなった。
人数も、4人くらい呼ぶことさえあった。
だんだん、まわされるのが快感になってきて、あいつ以外の男とやるのが苦痛じゃなくなった。
でも、何よりその事実がすごく怖かった・・。
それに、次第にあいつは男達に抱かれた後の俺に手を出さなくなっていった。
俺に興味がなくなった、とかそういうわけじゃなく、俺がやられてる最中に抜いてるからだけど、それでも愕然としたし、悲しくなった。
セックスはそれ自体好きだけど、一番好きなのは、愛する彼氏とするセックスだから…
何度も話をした。俺はお前とやりたいんだって。
他の奴とやるのが絶対嫌なわけじゃないけど、一番やりたい相手はお前なんだって。
でも、結局無駄だった。
あいつのことは好きだけど、俺、これ以上堪えられなくて。
だって、それならセフレでいいじゃん?
だから、俺はあいつと別れることにした…。性の不一致ってやつかな。
あいつは俺にすごいすがってきたけど、多分もうやり直すことはないと思う。
初彼で、もう何年も付き合ってきたけど、正直、俺、限界だから。
今でも好きだけど、むしろ、好きだから、嫌いになりたくないから、もうあいつとはやり直せない。
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