これは私が高校生の時の、忘れられない思い出。
放課後、家に帰ろうと裏門へ向かっているとき、
体育館倉庫前を通ったときに人の声が聞こえました。
話し声というより、うめき声に近かったそれが気になり、
人気の無い倉庫の窓から、こっそり中を窺いました。
そこにあった光景に私は目を疑いました。
3人の男性が、裸で交わりあっていたのです。
と言っても、実際は一人の男性を二人が代わる代わる犯している、
輪姦している状態でした。
二人は、1コ上の不良達である事はすぐ分かりましたが、
輪姦されている人は、顔が見えず、なかなか分かりませんでした。
何しろ、一人がお尻を犯している間も常に、
もう一人が上の口に咥えさせていたので。
輪姦されている人は、マットの上に裸で四つんばいにされ、
その白いお尻と口には、男の真っ赤になったモノが、幾度も出入りしていました。
時折、男のモノを咥えた口から苦しそうな声が漏れます。
そうこうする内、その人のお尻にしがみついていた男が、
『くう…』と短いうめき声を上げて動きが止まり、そのままその人の背中に崩れ落ちました。
『おーし!じゃ次俺な。』
フェラチオをされていた男が、うれしそうに口からモノを引き抜き、
後ろに回ったので、ようやくその人の顔が見えました。
私は心臓を鷲づかみにされた気がしました。
その人は、同じクラスのAだったのです。
Aは、色白でおとなしく、内気なタイプでした。
私もそれまで数回しか声を交わしたことがありません。
そのAの真っ白なお尻に、今再び、
男の硬くいきり立ったモノが挿入されようとしていました。
Aは切なそうな顔で振り返りましたが、それを止める術も無く、
男の不法な侵入を受け、『あぁっっ』とうつむいてしまいました。
私は、Aが激しく犯されるのを、助けることも出来ず、ただ見つめていました。
彼らが怖かったのはもちろんですが、自分自身がこの光景に非常に興奮していました。
そして信じられない事ですが、A自身、
この状況をあまり嫌がっている様に見えなかったのです。
Aは幾度も男にお尻を突かれ、その度に低いうめき声を上げていましたが、
その声は次第に高く、大きくなり、喘ぎ声と言っていいものになっていました。
そして何より、Aのモノは大きく膨らみ、
男の動きに合わせて、Aの腹をたたく様になっていました。
さらに、その先端からはきらきら光る物が滴っています。
『気持ちいい物なのか?』
私は非常に疑問に感じながら、自分の硬くなったモノをぎゅうと強く握りました。
Aの喘ぎ声は『あっ あっ』と、短く断続的になっていき、とうとう『ん! くぅぅ…』
子犬の様な声を上げて、イッてしまいました。
崩れ落ちようとするAの腰を、男は強引に持ち上げ、激しく腰を振りました。
苦しそうにうめくAに構わず、男は更に激しく動き、Aのモノから、白い精液がぷらぷらと揺れています。
そして終に、男の動きが止まり、Aの中で果てました。
それからクラスでAを見るたび、このことを思い出してしまい、気まずい思いをしましたが、
自分がゲイに目覚めたきっかけとなる出来事だったのは間違いありません。
(おわり)
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